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『500年の学校〜おやこのためのフォルケホイスコーレ〜』 第1期開催レポートvol.1(2026年5月)

REPORT

5月17日 おやこ講座はじまりました。

 

五月の爽やかな風が吹き抜け、新緑の匂いに包まれるなか、
記念すべき親子の講座がはじまりました。

 

この日は、みんなが初めて簗田寺に集まる日。
少し緊張した面持ちで、こもれび堂に集まってきた皆さん。
朝の時間では、自己紹介と今の気持ちをゆっくりと言葉にしていきます。

 

午前は、校長である齋藤絋良さんのプログラム。
500年の学校のこと、簗田寺のことについての講話からスタートしました。
ゆっくりと深呼吸をしてみたり、目を閉じて今聞こえる音や香りに心を澄ませてみたり。
日常から少し離れ、感覚を整えます。

 

その後は、境内をめぐる「散歩禅」へ。
お香の香りを嗅ぎ、龍王池や茶室、里山の畑へと足を進めるうち、皆さんの表情もだんだん緩まっていきます。本堂での「坐禅」体験では、初めてながらも、心地よい静けさのなかで自分と向き合う時間が流れていました。

 

「お寺で見つけた植物や生き物は、すぐに調べないで、わからないまま楽しんでみよう」
ーーー紘良さん
500年の学校では、「わからない」を楽しむ、自分の感じたことを大切にしながら時間を過ごしていきます。

 

昼食は、里山ごはんさんのケータリングを。
午前中に身体も頭もたくさん動かしたお腹を満たす、大満足のひとときとなりました。

 

午後は、作家・永井玲衣さんを迎えて「てつがくたいわ」の時間。
おとなは本堂、こどもは書院へ。それぞれに分かれて行いました。

 

こどもの部屋では、「宇宙人っている?」「おとなはお酒がいいのになぜこどもはダメなの?」と、
不思議に思っていることや疑問が次々と溢れ出します。
後半は外へ飛び出し、お気に入りの「石探し」へ。
これだ、と思う一つをじっくりと吟味し、井戸水で洗って、みんなで紹介し合いました。
拾った石を見せ合う顔には、朝の緊張が嘘のような、弾ける笑顔が溢れていました。

 

一方、おとなはじっくり時間をかけて、それぞれが普段感じている問いを出して行きます。
たくさんの問いの中から、「目に見えないもの」をテーマに。
普段の忙しい日常や役割から一歩離れて、自分自身の奥底にある問いに向き合う時間。
だれかの言葉から気づきが生まれ、次の言葉が生まれていく。
ときには流れる静かな沈黙をもじっくりと味わう。
話すことで心がどこか解放されていくような、深く静かな時間となりました。

 

振り返りは全員で。
今日1日を通してそれぞれどんなことを感じたかを共有し、最後にみんなで記念撮影。
晴天の中、皆さんで顔を合わせられた素晴らしいスタートの日。
この場が、これからどのように変化し育まれていくのか、とても楽しみになる一日でした。

 
 

<1日の流れ>
AM:自己紹介/校長先生のお話しと里山散策(散歩禅)・坐禅/昼食
PM:てつがくたいわ(おとな・こども)/全体の振り返り

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